故障修理支援ツールの簡単測定機能そのままで、機能・性能を大幅アップ!
光加入者線路(PON)におけるスプリッタ下部の光ファイバ心線での断線・曲げ・接続不良などの各種故障箇所を簡単に探索可能です。
特長
102の機能はそのままで、101サイズまで小型化
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- 102と比べ容積が2分の1
- 1ポートでOTDR、光パワーメータ、対照光源を使用可能(可視光源は別ポート)
操作性向上
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- タッチパネルを採用、従来通りのシンプルな操作性
- ワンタッチでデータ保存可能
バッテリ強化
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- 容量アップにより、駆動時間アップ(6時間→10時間)
- USB(Type-C)給電採用、汎用性が高く給電ポートの強度もアップ
ネットワーク機能を標準装備
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- Wi-Fi機能内蔵により、離れた場所からスマートフォンで遠隔操作や測定データの確認が可能
使用方法
仕様
一般共通仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
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寸法/質量 | 185(W)×116(H)×56(D)mm 約700g |
突起部含まず バッテリパック含む本体 |
表示器 | 5.0型カラーTFT-液晶ディスプレイ | 静電容量式タッチパネル付き |
電源 | 専用バッテリパック(本体内蔵) 持続時間:約10時間(代表値) 充電時間:約5時間 専用USBパワーアダプタ(標準添付) 定格電源電圧:100 ~ 240V AC 定格電源周波数:50/60Hz |
省電力モードで5分ごとにOTDR測定した場合 |
環境条件 | 動作温度:ー10 ~ 50℃(注1) 動作湿度: 5 ~ 90% RH (結露なきこと)(注2) 保管温度:ー20 ~ 60℃ 保管湿度: 0 ~ 90% RH (結露なきこと) |
(注1) USBパワーアダプタ使用時:0 ~ 40℃ バッテリ充電時:10 ~ 35℃ ワイヤレスLAN使用時:0 ~ 50℃ (注2) USBパワーアダプタ使用時は 10 ~ 90%、結露なきこと |
レーザー 安全規格 |
IEC60825-1 適合クラス1(OTDR/光源) 適合クラス2(可視光) |
パワーメータ仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
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光コネクタ | SC/PC | OTDRと同一ポート |
波長設定 | 1310nm、1490nm、1550nm | |
パワーレンジ | -70~10dBm | |
ノイズレベル | -60dBm以下 | |
不確かさ | ±0.5dB | パワーレベル: 100μW(ー10dBm)、CW光 波長:1550±10nm 光源のスペクトル幅:1nm以下 周囲温度:23±2℃ 光ファイバ:SM(ITU-T G.652) 光コネクタ:SC/PC 測定器の経年変化は含まない (校正後1年経過の場合は0.05dB追加) |
表示単位 | 絶対値:dBm、mW、μW、nW、pW 相対値:dB |
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表示分解能 | 0.01dB、0.01dBm、0.01mW、 0.01μW、0.01nW、0.01pW |
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変調モード | CW |
OTDR仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
---|---|---|
波長 | 1610±5nm | 周囲温度:23℃±2℃ |
被測定ファイバ | SMファイバ(ITU-T G.652) | |
光コネクタ | SC/PC(固定) | |
距離レンジ | 1km、2km、10km | 自動切替 |
パルス幅 | 10ns、20ns、50ns | 距離レンジに応じて自動切替 |
ダイナミックレンジ | ≧8.0dB | SNR=1、パルス幅:20ns、 加算時間:30秒 |
デッドゾーン (フレネル) |
≦2m | IOR=1.5 パルス幅:10ns、反射減衰量 50dB以上、 飽和していない状態のピーク値から 1.5dB下のポイントにて |
デッドゾーン (後方散乱光) |
≦7m | IOR=1.5 パルス幅:10ns、反射減衰量 50dB以上、 後方散乱光レベルが定常値の ±0.5dB以内になるポイントにて |
口元デッドゾーン | ダミーファイバ10m内蔵 |
光源仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
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光コネクタ | SC/PC | OTDRと同一ポート |
波長 | 1610±5nm | 周囲温度:23℃±2℃ |
出力レベル | -3±1dBm | 周囲温度:23℃±2℃ |
レベル安定度 | ±0.15dB | 周囲温度:23℃±2℃の1点 (電源ONから5分経過後の5分間の安定度) |
変調モード | CW, 270Hz, 1kHz, 2kHz |
可視光源仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
---|---|---|
光コネクタ | φ2.5mmフェルールタイプ | |
波長 | 650±20nm | 周囲温度:23℃±2℃ |
出力レベル | ー8dBm以上 | 周囲温度:23℃±2℃ |
変調モード | 約2Hz |
故障箇所検出方法
簡単操作方法(3ステップ)
①電源SWをON
②外被把持Tを測定ポートへ接続
→ 受光パワー測定
③AVG測定キーをON
トレースボタンをタップして
波形画面に切替
測定用のコネクタをパワーメータとOTDR測定のために差し替える必要がありません!
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営業部 第1営業課:03-3493-1184