外被把持型波長選択ターミネーションは、メカニカルスプライスの技術を応用し、現場で簡単にケーブルに取りつけられる試験波カットフィルタ入りSCコネクタです。作業性などをより向上し、この度リニューアルしました。

組み立て前

組み立て後
特長
- 直接ファイバ端に取り付けが可能です。
- 研磨機等の加工用機材や特殊な接着剤を必要としません。
- インドアケーブルおよびドロップケーブルのシース部分を把持し、SCコネクタにできます。
- 外被を把持した構造ですので、引張などによるファイバへの負担が少なくなっています。
- 作業性抜群! 3ステップでらくらく挿入できます。
1.落として
2.パッチン!
3.外して、プッチン!
リニューアル(新構造)のポイント
廃棄ゴミ低減
クサビ抜け防止部材を小型化
ガイド部材を廃止

組立作業性向上
作業の邪魔となっていたフタを廃止、またガイドの脱着も不要

ファイバ挿入性向上
ガイド溝がファイバを側面からホールド、確実なファイバ挿入が可能

仕様
項目 | 光学特性 | 測定波長 |
---|---|---|
透過損失 | 1.5dB以下 | 1310nm、1550nm |
20dB以上 | 1310nmと1650nmとの損失差 1550nmと1650nmとの損失差 |
|
反射減衰量 | 35dB以上 | 1310nm、1550nm |
5dB以下 | 1650nm |
構成品
標準構成品

プラグユニットと外被把持部材
オプション品

FAコネクタ用メカニカルストリッパ(左)と
FAコネクタ用ホルダ(右)
組立方法
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ケーブルシース除去
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被把持部材へのセット
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ファイバホルダへのセット
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被覆除去
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ファイバカット→
外被把持部材取り出し -
本体にファイバを挿入
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クサビ除去
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ガイド部の除去
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完成
(注) 実際の商品は写真と異なる場合がございます。
組立方法を動画で見る
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